夫は給与をすべてギャンブルに使い、生活費はすべて私のパートで賄っています。そのような生活に耐えかねて、私は家を出て別居していますが、夫は調停でも離婚する気はないの一点張りで、しかも生活費まで要求してきています。この夫との離婚は可能でしょうか。

別居や生活費を渡していないことが「悪意の遺棄」にあたらなければ、夫の浪費は「その他婚姻を継続し難い重大な事由」として離婚原因になると考えられ、離婚が認められる可能性が高いと思われます。
悪意の遺棄の意義ですが、夫婦には、同居し、互いに協力し扶助する義務があります。これを正当な理由なく、倫理上非難されるにもかかわらず、あえて怠ることがここでいう「悪意の遺棄」にあたります。例としては、夫が、出発予定も行先も告げず、以降の生活方針について何ら相談することなく、妻と3人の幼い子供を置いて独断で上京した場合や配偶者を虐待や暴力等で追い出した場合、半身不随の配偶者を自宅に置き去りにして長期間生活費も送金しなかった場合などがが「悪意の遺棄」にあたると考えられます。
それでは、悪意の遺棄において問題となる正当な理由とはどういうことでしょうか。夫婦関係の破たんが夫の責任であるような場合において、妻が家を出ていき別居して同居義務を果たさないことは、正当な理由があるといえます。同居・協力・扶助の義務を怠ることについて、仕方ないと思える理由があるかが判断されることになります。今回の事例では、明らかに破たんの原因は夫の方にあるように思えるので、相談者様が同居義務の違反を理由に「悪意の遺棄」となる可能性は低いと思われます。
なお、生活費を渡さないことについては、扶助義務が別個問題となります。必ずしも同居しないことに正当な理由が認められても、扶助義務についても正当な理由が認められるとは限らないことに注意してください。つまり同居しないのは仕方ないが、生活費を送らないのはやりすぎだ、との判断が下される可能性もあるということです。生活費を送らないことも仕方ない、と認めてもらうための理由を説明していくことになると思います。今回の件では、生活費を渡してもギャンブルに使われた、などの事情を説明することになるでしょう。
では、仮に「悪意の遺棄」が認められてしまったら、離婚はできないのでしょうか。
「悪意の遺棄」にあたってしまうと、相談者様側に離婚下遠因があることになってしまうので、「有責配偶者からの離婚請求」と全く同じ状況になり、離婚が認められる可能性は低くなってしまうでしょう。

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