私にとって,車は住宅と同じくらいか,それ以上に大切なものです。しかし,こだわりが強すぎるせいか,多額の自動車ローンを組んでしまい,まだまだ返済が残っています。何とかして車を残す方法はないのでしょうか。

自動車を購入する際に自動車ローンを組んでいる場合は,ほぼ確実に所有権留保がなされています。所有権留保とは,自動車の購入者がローンを払い終わるまでの間,自動車の所有者がローン会社の名義になっているというものであり,担保の一つとして広く活用されています。この場合,自動車ローン会社は,再生手続によることなく,所有権が留保された自動車の引き揚げを要求することができます(民事再生法53条2項)。
自動車ローン会社が所有権留保の対抗要件を備えている場合は,親戚や友人の方にお願いして,自動車ローンの残額を一括で支払ってもらうことで,引き揚げを阻止する方法があります。その際,自動車ローン会社との話し合いにより,その親戚や友人の方が自動車を時価で買い取る約束を取り付けることができれば,自動車ローンの残額よりもかなり減額できる場合があります。親戚や友人の方が自動車の所有者になった後は,その方から自動車を賃貸するか使用貸借する方法により,自動車の使用を継続することができます。
他方で,再生手続の中で,自動車ローン会社が所有権留保の存在を主張するためには,一定の要件を備えている必要があります。この点について,軽自動車以外の自動車については,自動車登録ファイルへの登録をすることによって,所有権があることを主張することができます(道路運送車両法5条,これを「対抗要件」といいます。)。これに対して,軽自動車の場合は,登録ファイルへの登録ではなく,引渡しが対抗要件となります(民法178条)。ここで言う「引渡し」には,現実の引渡し以外の行為も含まれると考えられています。そのため,引渡しが行われているかどうかは,自動車の売買契約書の条項をチェックする必要があります。
仮に,自動車ローン会社が所有権留保の対抗要件を備えていない場合は,再生手続との関係で所有権留保の権利を主張することができず,自動車を引き揚げられないことになります(最判平成22年6月4日民集64巻4号1107頁)。
なお,ローンの支払いが済んでいる場合やそもそもローンを組んでいない場合は,破産の場合とは異なり,自動車を保持し続けることができます。

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